

今日は仕事前にボルチモアの歴史地区をJogってみた!ホテルから一路北上開始。
メリーランド大学のキャンパス横を抜けて行くと、レンガ作りの住宅街が見えて
くる。緩やかな坂を上がって行くと閑散としたチョイ悪な地域に突入.. こればかり
は走って見なくては分からないのだが、明らかにヤバイ雰囲気。誰も住んでいない
廃墟と化したアパートが幾つもある。

これはコース間違えたかなぁ?と思いつつも目指す公園に向かって走って行く。
夜ならアウトだな.. なんて考えつつも辺りを見回すと壁一面に書かれた黒人の
絵が目に止まった。そもそもボルチモアは移民の歴史も古く、鉄鋼業や造船が
盛んであった街なのだが、1960年代に入ると不況からくるスラム街化が進み
治安もすこぶる悪化した。それを市が30年計画で再開発計画を組み今に至るわ
けだが、まだまだ発展の途上にあると言われている。


3kmぐらい登ってくるとドルイドヒルパークが見えてくる。何やら古くからある
公園らしい。敷地の北側にはボルチモア動物園もあるらしいのだが、そこはパス。
ひとまずドルイド湖を一周とばかりに走り始めたが湖の周りには木が無いので、
直射日光をもろに浴びてしまい、マジに暑い...。それでも風があるので何とか走り
続けられるという感じか。立派な銅像があちこちにあり、湖の裏側に回ってくると
ダウンタウンが遠くに俯瞰して見えてきた。


これはこれで良い景色。随分高いとこまで登って来たんだなぁと実感してしまった。
ぐるりと一周したところで良さげな街並みの道を発見。これはココを登ってくれば
良かったんだなと納得した。実際に走ってきた道と3ブロック差だった..惜しい。


昔ながらの住宅街。屋根裏部屋があったりと、かなりの古さを感じさせる。
こじんまりしてて手入れも行き届いていて良い感じ。

古い教会も発見。Berea Temple SDA Churchだって。何系の教会なんだろう?
突端の鐘倉の屋根が瓦葺きで歴史を感じる。その裏側に戻ると更にナイスな道を
発見した。


ユートープレイスという道の上下道の中央に長く伸びる公園が整備されていた。
木々の木陰が太陽を遮り気持ちの良い散歩道になっている。



そんな木陰の道を3km程戻るとボルチモアの歴史地区でも有名なマウントバーノンに
辿り着いた。この辺りまでくると建築物の殆どが19世紀後半からのもので、昔のまま
の佇まいを残している。


その中心にあるワシントンモニュメント。ジョージ・ワシントンを称える為に作られた
そうですが、こういう街並みが現存して残っているのが凄いなと思ってしまう。
他の都市では殆ど無くなってしまったのか、歴史を感じさせてくれる場所があまりにも
少ないように感じます。NYなんか古いもの壊して直ぐに新しくしちゃいますからね..


こちらのメソジスト教会も古いですね、1843年ですって。このマウントバーノンの
周辺には美術館や博物館も多く、景観を損なわない配慮と良い雰囲気のカフェや
レストランも多く、散歩には持って来いの場所です。
ホントはもっとじっくり散策したいのだが仕事の時間が近づいてきているので断念。

アメリカ東海岸に旅行に来ると、大体はNY、ボストン、ワシントンDCで終わって
しまいがちですが、フィラデルフィアやここボルチモアもとっても素敵な街です。
旅行でいらした際には是非足を伸ばして欲しいものです。
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