
4月末の大安吉日。我が家の長男の初宮参りを行った。本来ならば生後一ヶ月で
するものなのだが、海外在住なので致し方無し..。生後8ヶ月と少しでの宮参りと
なった。



ここ宇美八幡宮では子安の石というのがある。石の社には大小様々な石が
奉納されており、子を宿した母親は安産にあやかろうとこの石をお預かりし
持ち帰る。その後、無事に御願成就し子が生まれたならば、新しい石に
生まれた子の成長を願ってその子の名前やメッセージを書いて、お預かり
していた石と共に新しい石をお祓い受けた後に奉納するというものだ。
そうやって昔から、人から人へ石が引き継がれ安産の祈願がなされてきた。
今頃は息子の石も誰かの家に飾られているかもしれない。


この神社に来ると清々しい涼気を感じる。境内には樹齢二千年の大木が聳え
掌を広げるように迎えてくれる。いつ来ても変わらない優しさに包まれるようで
なんとなく気分がすっきりして帰ることができる。



実家に戻り家族でお祝い。今朝搗き立ての一升餅の上に立たせ生涯(一生)
食べ物に困らないようにと祈願する。本当は一歳の誕生日にするのだが
その頃はまた海外なので前倒し。そして仕事選びの儀式。異なる物を数品
目の前に置いて何に興味があるかで、どんな職業に就くかを占う遊び。
いろいろ並んでいる中から迷わずに彼が選んだのは「おちょこ」。
これは将来、陶芸家か呑ん平というお告げなのだろうか...。

ともあれ元気にすくすく育って欲しいものです。
宇美八幡宮
http://www3.ocn.ne.jp/~umi8man/u_frame_1.htm
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