
最近では3Dの家庭用テレビも家電各社から発売されているし、
映画でも3Dでの上映をしている作品も多い。そんなこんなで
一般的にも馴染みが出て来た感じのする3Dなのだが、今日は
そんな3D、立体撮影を初めて体験した。

今回使用したのはミラー式というカメラでレンズが正面平行と
もう一方は垂直に配置されていて、その二台のレンズの調整に
よって立体構造を作り出す仕組みになっているわけだ。

とは言え、撮影自体は2Dの一般撮影と変わらないフィーリングで
行い、重要な点は全て専門の3Dエンジニアの方にやって頂ける。
ただ、人間の目の幅や視点、視覚に配慮しながらの撮影は気の
抜けない緊張の連続でもあった。


この作品はテレビ放送用では無く、オフブロードウェイなどの演劇を
3Dの立体で撮影する事で、普通のテレビでは味わえない劇場の空気感や
臨場感を感じてもらう為に制作されている。 NYは大小様々な舞台が
マンハッタン中のシアターで毎日毎晩演じられている。それだけに、
より現実的なプレゼンでスポンサーを獲得出来るようにと、いろんな
用途で3Dの撮影が行われている。家電各社も家庭用ハンディカムに3Dの
機能を付けるなどして市場の開拓に乗り出しているが、完全に隅々まで
そういう世界になるのかどうか?もしくは一時的な流行で終わってしまう
のか?今後の推移が注目される。
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