


世界で最も住みやすい都市に5年連続で一位に選ばれた街バンクーバー。
人口210万人でカナダの中でも第3の都市と言われている。
中でもアジア系住民の比率は4割を占め、街中を歩いていてもとにかく多い。
そもそもはゴールドラッシュの時代からサンフランシスコと並んで多くの
アジア系住民が移り住んだ街なのだが、1997年の香港返還で共産化を恐れた
香港系中国人が多く移民して現在のような状況になったようだ。



一年を通して温暖な気候とロッキー山脈を背負った雄大な大自然。
その自然環境を配慮した都市開発が世界中の人達に認められて住みやすい
都市第一位を獲得したのだと実感できる。街中の木々は青々と大きく育ち
どの家も木立で家の外壁を作っている。窓を大きく切った構造はアメリカ
ではあまり見ない作りで、むしろ日本に似ている。


ホテルの近所を走ってみると山を縫うように林道が整備されていて
散歩する人達も多い、新緑の中、澄んだ空気をいっぱい吸い込みながら
森林浴を楽しむと、この街に住みたくなる気持ちも解る気がする。


そんな中、駆け足でのバタバタ取材。この赤いユニホームの方達は
ロンドンオリンピックで日本の女子サッカーチームと対戦する、
カナダの女子代表チーム。まだまだ一次キャンプなだけにどこか
のんびりした雰囲気があるものの、やはり代表だけあって迫力満点。
彼女達が意識しているのは、お隣のアメリカとワールドカップ優勝の
日本だそうです。カナダの女子サッカーもアメリカに次いでかなりの
サッカー人口のようで人材の裾野は広いという。

ロンドンオリンピックまでもうすぐ。日本の女子サッカーにはもちろん
がんばって欲しいですが、どのチームも死力を尽くした好ゲームを期待
しています。
がんばれニッポン
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