ヘミングウェイが愛した島

カリブ海の社会主義国キューバ。一昨日の夜遅くに着いて昨日は一日
忙しく働いた後、夕食までに少しだけ時間が出来たので早速この海岸線
を軽く走った。ホテルから3kmでハバナ港を守るようにせり出した
モロ要塞跡が見える。この旧市街の街全体が世界遺産に登録されている
のだが、スペイン統治時代からの建物やその後アメリカの影響を受けた
時代の建物が多く、その殆どは海風に晒されてボロボロだ。
しかしそのいつ倒壊してもおかしくないボロボロの建物に今も普通に
人々が暮らしている。





アメリカとの国交断絶、東西冷戦に巻き込まれるように社会主義の道を歩む
ようになったキューバ。現在もそれは続くのだが、西側資本主義国の影響を
拒否し続けてきたこの国にはおよそ商業広告という物が一切無い。
街は古き良き時代の面影を残しその情緒ある風景は何故か訪れた者をホッと
させてくれる。外から訪れた自分としてはこの光景がいつまでも変わる事無く
続いて欲しいと思うが、この国に住んでいる人達はどう思っているのか？



帰りはプチビルドアップで上げれるだけ上げてダッシュでホテルへ戻った。
雨季のキューバは湿気が高く汗が滝のように流れて落ちる。引っ越しの影響で
この１週間強まったく走れなかったので、体の中に溜まった物が全て落ちて
一気にリフレッシュしたようだ。そして乾いた喉に流し込むビール。
トレーニング再開だ！


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