
南米ペルーの都市クスコ。かつてはインカ帝国の首都であったところでもあり
現在ではスペイン統治時代の建築物が多く残る場所だ。赤褐色の山肌に合わせる
ように造られた街は1983年に世界遺産に登録され、現在ではマチュピチュに
向かう際の重要な拠点にもなっている。そんな街に降り立ったのはお昼ちょっと
前か、ここに来るのは2度目だが相変わらず空気が薄い。意識して呼吸をしないと
頭がボ〜っとしてくる。およそ3400mの高地に位置するので富士山の頂上に突然
連れて来られたようなものだ。

今回は長居する仕事では無いので高山病にでもなって動けなくなると来た意味すら
無くなりかねない。なので高山病の予防薬なる物を服用してきている。その効用か
薄肌一枚ピリピリしているような非常に敏感な肌になっていて血の回りもいつもより
早いような気がする。現場は更に高地の為、体を慣らすべく午後は自由時間になった。
何と着いて早々に旅Runのチャンス到来!しかしこの状態で走り、酸欠からくる高山病
にでもなったら本末転倒.. 今日は大人しく街を散策する程度に収めた。前回来たのは
およそ8年ぐらい前か、街の中心部にあるアルマス広場は何とか覚えていたが、他の
地形は殆ど忘れていたので、ちょっと新鮮だった。

約1時間半掛けてホテル周辺を散策したが、やはり呼吸するのが苦しい。標高が上がる
程に空気が気管に入って行かなくなり、呼吸自体も浅い。いかん.. 意識せねばと常に
思いながら歩いた。ここで走ればリアル高地トレーニング間違いなしだな..
しかし長期滞在では無いので血液中の酸素をより効率良く循環させる能力の向上は
難しいだろう。だが筋肉内で酸素をより効率的に使う能力や疲労を延長させる
無酸素性能力の向上には十分対応出来るだろう。歩いてるだけでこれなんだもん、
走ったら相当心肺を鍛えてくれる事は間違い無い。
明日の朝まで大人しくして、朝の段階で高山病的症状が出なければ朝Runやって
どれ位の負荷が掛かるか試してみたいと思う。
あ〜、それにしても呼吸が苦しい...
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