
くわぁ〜エリートレーサーの走りっぷり!たまりませんな♪ 速過ぎっす..
と、そもそも比較する事すら憚られますが.. リポ後半行ってみたいと思います。
レジェンドと遭遇♪ 憧れのランデブー21km 〜 25km 00:23:32 (total 1:53:43)
21km 4'26"
22km 4'38"
23km 4'32"
24km 4'33"
25km 5'45"
間も無くブラスキーブリッジを渡りクィーンズに入るというグリーンポイントで
今回のNYCMが30回目のマラソンとなるニューヨーク日本人マラソン界の重鎮、
まさにレジェンドと慕われる方に遭遇♪ 還暦を越えたサブ3ランナーなのだが
今回は故障明けという事でバッタリお会いする事が出来た。なのでしばらく一緒
に走らせて頂いた。
コースはクィーンズのロングアイランドシティに突入。間も無くガツンと来る
坂が聳えるクィーンズボロブリッジだ。そんな難所を前に毎年恒例で我が家の
ちびっ子軍団が日の丸を持って応援に駆け付けて来てくれている。そんな子供達
を探していると右側に発見出来た♪かわいいエールを貰いパワー充電と思いきや
24km目で2km続く橋に突入した。
この頃にはkm4'30"をキープ出来なくなりつつあり、疲れたと思うとレジェンド
が前に出てくれ引っ張って頂いたりしながら坂道を上り、中間点を越えて下りに
転じると、レジェンドはぐいぐい加速する。自分も一緒について行きたいと思う
も、下りでこれ以上ペースを上げると脹ら脛が攣りそうな兆候が出て来たので
慎重にペースを緩めた。
盛り上がる声援とは対象に急降下するペース26km 〜 30km 00:25:12 (total 2:18:55)
26km 4'25"
27km 4'57"
28km 4'56"
29km 4'43"
30km 4'42"
クィーンズボロブリッジを渡り終えマンハッタンの1Aveへ入ると、そこはNYCM
最大の応援スポットで地鳴りのような声援が聞こえて来る。思い思いのプレートに
特大の顔写真が張られていたり、様々な横断幕が見える。そんな応援に反して確実に
ペースが落ち込む自分.. もはや4分台を維持するのがやっとで、脹ら脛や太腿の外側
がブルブルとな波打つようになり、気を抜くと直ぐに攣りそうな状態だ。
何とか踏ん張りながら脚を進めるも、頭の中では去年より脚が終わるのが早いような..
去年よりペースの落ち方が急なような気がする、などと比較するような事ばかりが
頭を過る。周りからはどんどん抜かれ、これじゃぁリアルに「ウサギとカメ」の
ウサギじゃねーか.. などと1人愚痴るのであった..。
貯金を使い切るまで持つのだろうか?31km 〜 35km 00:26:75 (total 02:45:30)
31km 4'58"
32km 5'17"
33km 5'09"
34km 5'35"
35km 5'19"
更にペースを落とさないと確実に攣りそうな中、ジワジワと後退する。もちろん
バンバン抜かれまくりで、もはやリカバリーが効くレベルでは無い。とにかく
ゆっくりでも良い。走り続けられさいすれば、っと腹を括り前に進む事だけを
考えて走った。
マンハッタンからブロンクスへ入り、再びマンハッタンへと戻る。
既に残りは10kmを切っている。例の10.10.10に照らし合わせるならば、ここから
がレースの始まりなんだ!そうこれからなんだよ!!っと自分に言い聞かせるも
全く効果無し... 持ちこたえられるのか!?
5番街の上りは魔物だ36km 〜 40km 00:28:84 (total 03:14:53)
36km 5'03"
37km 5'28"
38km 5'38"
39km 5'43"
40km 6'11"
コースはイーストハーレムの中を抜けセントラルパークの北端へ、その間、
相変わらず抜かれまくりで1人だけ遅いペース集団から紛れ込んでしまったかの
ような異分子化した状態.. スタート直後に抜いた先輩にも抜かれ、もはやいつ
止まっても可笑しくない状態。
ヘロヘロになった状態で5番街の上り坂を上って行く。セントラルパークに入る
手前には、また家族が応援に来てくれているはずだ。ステップにリズムを持たせ
腕を振っているにも関わらず上手く惰性で上って行く。約2kmの上り坂の終着点
で、家族を発見。再びエールを貰いセントラルパークの中へ。
去年はちょうどこの辺で脚が攣り、思いっきり立ち止まりを余儀なくされた。
今回はとにかくゆっくりでも止まらない!を強く思いながら走った。公園に入って
直ぐに猫坂の下りが待っているのだが、太腿や脹ら脛は盛大に波打っていて、いつ
攣っても可笑しく無い..
サブ3.5を意識したラスト2kmプラスα41km 6'15"
42km 5'14"
40kmと41kmはとにかく攣りそうな状態がMAXまで来た事で更にペースを
落とす事になり、とうとうkm6台まで降下してしまった.. 我ながら情けない..
41kmを通過し緩やかな下りをセントラルパーク・サウスに出て見ると、手元の
時計でサブ3.5が辛うじて狙えるという認識を持ち、残り1kmちょっとを焦る
思いで気持を前に前にと押し出す。
沿道からは友人達の声援が援護射撃のように降り注ぎ、また一歩と進む。
そんな声援を背に受けたのと、あと僅かという気持が最後のパワーを生み出し
ペースも自然と上がる。最後の最後まで上り坂のこのコース、ホントに堪える
が、もうゴールも見えている。必死になって腕を降りゴールラインを越えた。
完走 03:27:03終わってみると、走り切ったという実感はあるものの、やりきった感は乏しく
むしろ悔しさが込み上げて来た。記録は去年のタイムから10分更新しての
PBなのだが、レースの内容だけを比較すると去年よりも悪い。原因はもちろん
前半から身の丈に合わない程突っ込んだ事。25kmで既に脚を使い切った感が
あった。その後は惰性だ、最後に至っては気合と根性のみ。
こんなはずじゃなかった。去年も一昨年もセントラルパークに入って直ぐに
脚が攣り、結果的に悔しい思いをした。今年こそはストロングフィニッシュ!
気持良くゴールしたかったのに。その為に夏場のロングもしっかりとやり、
準備は出来ているはずだった。全てをぶち壊したのは自分の奢り、悔しくて
仕方が無い.. 脚はボロボロに筋肉痛だ。ただ、故障的な痛みでは無いので
しかるべき休足を取れば残る物では無いだろう。
3週間後にフィラデルフィアマラソンに出場する事が決まっている。
今回のレースメイクを参考に彼の地ではPB狙いのストロングフィニッシュを
目指したいと思う。新たな決意を胸にしたレースだった。
今週はしっかり休み筋肉痛を抜いて週末から新たなトレーニング&テーパを
実施したいと思う。
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改めておめでとうございます!
突っ込んで貯金作る走り方も規則違反なないわけじゃないですし・笑
次回は思い描いている理想形で走れるといいですね。
今回は逃してしまったけど、しっかり刻んでくれるオフィシャルのペーサーについて走るのも勉強になるかも。
たぶん3:20のペーサーはこんなに遅くていいのか?っていうほど前半遅いと思います。
最後から2番目はリオさんですか?かっこいいですね!!
ウエアもおしゃれ~~