
情熱とタンゴの国アルゼンチン。
南米のParisと呼ばれる国だが、それはアルゼンチンに失礼..
同じ南米諸国の中でも欧州の雰囲気が色濃く、歴史的建造物も
多くて本当にヨーロッパに来たような錯覚に陥ってしまう。
思ったよりも早くに仕事が終わったので、夕食前に軽く街を
探索すべく走りに出た。


ちょうど11月の上旬という事もあり、街は紫色の花で溢れている。
ジャカランダ(英名)と呼ばれるこの花が咲くとアルゼンチンの人達は
初夏がやって来たという思いが強くなるらしい。
ラプラタ川が見えるレアンドロ通りをサンマルティン広場へ抜けると
この紫の花が満開で街をとても華やかに彩っている。

ブエノスアイレス大学の脇を通り過ぎマージョ広場に回り込むと
一際大きなアルゼンチン国旗が掲げられている。ピンクハウスと呼ばれる
この荘厳な建物、アルゼンチン大統領府だ。それにしては愛称と良い
雰囲気と良い、とてもアットホームでセキュリティも緩い感じ。
国民性なのだろうか??

メトロポリタン大聖堂やブエノスアイレス市議会の歴史ある建物を眺めて
いるとキレッキレの動きで衛兵がやって来た。勿論周りの観光客はここぞ
とばかりに写真を撮っていたので自分も便乗。

大統領府の脇からデフェンサ通りに入ると約2kmは続く露天市場が立っていた。
どうやら週末しか立たないらしく、たまたま日曜日だったのでラッキーにも
見ることが出来たらしい。何かありそうな雰囲気がしたんだよね、ともあれ
この混み具合なんでしばらくは早歩きしつつ街の雰囲気を楽しんだ。

今日、目指したのはタンゴ発祥の街であるボカ地区。色取り取りの建物が
立ち並び、タンゴを鑑賞しながら酒を飲める店がひしめく見るからに楽しげ
なエリアだ。がしかし夜の待ち合わせが迫っているので、ちょっとちら見した
だけで、直ぐに折り返した。この日は地元ボカのサッカーチームが近所の
スタジアムでサッカーの試合をするらしく、揃いのユニフォームを来た群衆達
が街を闊歩していた。

昨日の20マイルが効いているので、今日はてれっと走るつもりだったのに
帰りの時間がヤバくなってスピードアップ.. 一気にkm5まで上げてホテルを
目指した。片側8車線もある7月9日通りをガシガシと走り帰還。
約10マイルの楽しい旅ランになった。少し曇りだったが、明日明後日は晴れる
らしいし朝夕の気温も夏と言いながらも意外に涼しい。
もう一回くらい早起きして走りに出ようと思う。
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